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口臭チェッカー
「口臭チェッカー」をご存知でしょうか。口臭の有無と、その程度をチェックするために使用される器械です。約3000円程度で、ポケットに入るほどのコンパクトなものから、医療用で使用されるレベルの、数百万もするような機器もあります。
ポケットに入り、いつでもどこでも持ち運びでき、さまざまなシチュエーションで使用できる、簡易型の口臭チェッカーが、人気があります。デートの時、大事な商談がある時など、それぞれのケースに応じて、手軽に使用できる点が、重宝される理由でしょうか。
●なぜ、口臭チェッカーが必要なのか
どうして口臭チェッカーが重宝されるのでしょうか?少し考えてみれば分かることですが、自分自身で、自分の口臭の程度を、正確に把握することは不可能です。親や兄弟など、身近な家族や友達であっても、自分の口の臭いを嗅いでもらうことは、あまり気持ちの良いことではありません。
もし口が臭っていることがわかり、それが、周りの人に不快感を与えているようなほどであった場合、過去にまで遡り、非常に嫌な思いをするものです。
このような背景があるため、好きな時に好きなシチュエーションで、自分の口臭をチェックできる、簡易型口臭チェッカーが人気となるのは、必然のことなのかもしれません。
●口臭チェッカーの落とし穴
口臭チェッカーが重宝されている理由は、よく理解できますが、簡易型口臭チェッカーを、全面的に信頼することは、非常に危険です。現在、口臭で悩む患者さんの多くは、「自臭症」です。つまり、口臭がないのにもかかわらず、口臭があると思い込み、自らが悩んでいる状況です。
自臭症の患者さんが、チェッカーで測定した際に、もし、たまたま口臭が存在すると判定された場合、さらに落ち込むことになってしまいます。口臭外来の専門病院で使用する口臭判定器を使用した場合でも、時には、誤作動や誤診等があるものです。
手軽に入手できる、市販されている口臭チェッカーが絶対であるという思い込みは、非常に危険です。使用することに意味がないということではありません。盲目的に信じると、結果によっては、精神衛生上、悪い影響を受けかねないということを認識した上で、使用すべきであるということです。