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口臭治療の問題2
口臭は、基礎疾患が由来している場合を除いてその原因の多くは口腔内にあるといわれています。また基礎疾患が由来しているものであったとしても、その治療と一緒に口腔内の専門的なケアが必要となってきます。
けれども現在の大学における歯科の教育システムの中には、「口臭」に対する専門的な教育や治療体系の指導をみてみるとほとんどないそうです。そのため口臭治療=歯周治療というような具合に歯科医師側の歯科医学的な口臭治療レベルの問題があることがわかります。また、体系的な口臭治療法自体がほとんど皆無であるということが実態としてあげられます。
歯科医が口臭問題に消極的な理由としてあげられるのは口臭治療は、亜流または出来る限りしたくないというような体質にあります。
口腔内の問題については本来は口腔全体を守備範囲としている歯科が担当すべきものです。けれども日本の歯科は伝統的に「歯」を取り扱うという風潮があります。これは特に、一般開業医にみられます。
利益に反映しやすい被せの治療や、利益効率が比較的良いインプラント治療にはとても積極的に取り組んでいますが、直接的な営利に反映しにくい口臭治療については消極的なのです。
また口臭治療には、精神科領域や内科領域、耳鼻咽喉科領域、婦人科領域、成人病などさまざまな医学的知識と同時に広範囲の歯科的な知識が必要となってきます。
そのことにもかかわらず、体系的医科学と連鎖した臨床訓練が出来ていないという現状があります。現在は「口臭学」という学問体系もありません。そして指導者がいないことも実態としてあげられます。
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